トリプルファイター 6話 魔の9.8作戦をぶち砕け!

  • 地球はおろか、東京すら掌握できてないデーモン一味は業を煮やし、怪人ブラックバロンに東京を火の海にする作戦を命じる。例によって出撃するデーモンカーは5台止まりですが!
  • 出動するSATカーを俯瞰で映すカットが新鮮。運転側のガラスが前に張り出し、助手席側のボンネットには円形のパーツが二つ埋まっているのが見える。
  • 勇二はバイクで追跡中のデーモンカーが急停止したのに驚き、追突を防いでバイクからジャンプ(と書くとカッコよさげだが、自力転倒して止まってからのジャンプである)。そこを鎖で絡め取られて造成地引きずりの刑に!ここは本人引きずられて頑張ってるよー。
  • 追いついたSATカーの哲夫が鎖を撃って勇二解放。しかし、ランチャー装備のデーモンカー2台も襲来!あー、例の怪人が腰掛ける時の、掴まり棒(仮)にセットしてるのなー。
  • SATカーは回り込んで砲撃デーモンカー(仮)を2台とも煽って止めさせ、白兵戦に。明らかに車体が長いSATカーの方が、小回り良いのか…。
  • その頃、人工地震研究所では広坪教授が誘拐され、デーモンは怪電波で三兄弟に犯行声明。兄弟には刺客ブラックバロンが!どうでもいいけど、怪電波をキャッチした時のブルコンは、ファイティングスタイルのあつしに「かかってこい!」と稽古をつけるようなこと言ってます。お前、格闘向きじゃねーだろが。
  • 出たり消えたりのブラックバロンを追うたびに砲撃デーモンカー(仮)の前に誘い出される?それらを撃退したが、今度はブラックバロンの「殺人フラッシュ」攻撃!「連続して浴びて、生きていたものは一人もいない!」って、一撃必殺ではないのん?
  • 三兄弟はグリーン・レッド・オレンジに変身するも、殺人フラッシュを浴びて即、合体フォーメーション。だがここで三度殺人フラッシュ!オレンジを殺してのトリプル封じを指示する冴えてるデーモン様!だがファイターたちは個人技でオレンジを支援してトリプルに合体成功し、ブラックバロンは退散。
  • 地質や鉱脈を調べるための小さな人工地震…哲夫と勇二はデーモンが東京地下の地震エネルギーを刺激するのを懸念していた。即ち、マグニチュード9.8!考えても作戦意図がわかんなかったブルコンの存在価値…。
  • デーモンカーで囲んで、鎖で両側から引っ張られても従わない広坪教授。ブラックバロンが娘さん誘拐を指示するが、早瀬三兄弟も読んでいたか教授宅に駆けつける。娘をさらったカーが行き止まりに消えたのを、意を決してSATカーで飛び込むユリ。案の定行き止まりは幻。今回は幻術を駆使してくるね〜。
  • 今度はブラックバロンが立ちふさがる!ユリの報告をブルコンから聞いて、教授宅前のデビラーを振り切って急行する哲夫と勇二。先週もやってたけど、二人乗りはあぶないゾ。あと、余談だが通信を繋ぐブルコンに助けに行かないのかとダメ出しするあつしはムチャぶりすぎる。
  • 殺人フラッシュを浴びつつ奮戦するオレンジの元へ、グリーンとレッドも到着!だが殺人フラッシュが防げない…。
  • 優勢のまま止めを刺さずにブラックバロン撤収。捕まった娘さんは気丈だが教授は大地震を起こすポイント計算を承諾してしまう。
  • 一味の行き先を見失った三兄弟。しかし、地震ポイントを割り出してそこに向かおうと言い出す哲夫兄さん…地震学者顔負けだな!さすがは最高の頭脳のファイター。
  • カーで囲まれてた造成地で計算させられてる教授。捕まえてからずっとココって…アジトないんだなブラックバロンさん。
  • ブラックバロンと計算終了した教授が出発した入れ替わりに、娘さんを発見した勇二。だが、デビラーに囲まれて断崖へ…。
  • 基地でブルコンが割り出した地震のMは9.8〜12.6!…予想以上の大ごとなんだけど、肝心のポイント割り出せてないよね、ブルコン…。
  • デビラーひとりを巻き込んで崖下へ滑り落ちた勇二と娘さん。死んだフリで落っこちたデビラーをやり過ごした勇二は、そいつのデーモンカーの屋根に飛び乗って追跡。
  • ポイントでの装置作動を「自分でやれ!」と拒否って袋叩きされる教授。勇二とその連絡で娘さんを保護し終えた哲夫・ユリが駆けつけ、しょっぱなからトリプルに二段変身!余裕でスイッチを押すブラックバロンだったが、教授は作動しないように仕込んでた模様。
  • 殺人フラッシュ2発でトリプル合体解除!?バロンさん強い!ファイターは襲い来るデビラーを盾にして殺人フラッシュを防ぎ、再びトリプルに合体。さすがに今度はフラッシュ連続被弾を許さず、2発目をかわしてブラックバロンを蹴殺。揃って気骨のある教授父娘は感動のハグで終幕。
    • トリプルの合体妨害に合体解除と、中々に強敵だった怪人。先週までの車さんインタビューで触れていた兄弟庇いあう殺陣も見られる。
    • インタビューコーナーはスポンサーだったブルマアクの鐏三郎代表(第1回)。金属玩具メインだった頃、ウルトラQの怪獣を見て壊れないソフビの素材強度を生かせると商品企画。砂場で遊んでも洗えるしお風呂でも溶けない、落としても投げられても壊れない。第一次怪獣ブームでは作品ごとに出していた商品をブルマアクが総合して出すようになってから、ウルトラファイト〜帰りマン効果で数が増え、供給不足気味に。他社のヒーローも多数登場し、新機軸を円谷プロに求めて誕生したのがトリプルだったという(以下次回)。